先日はバイメタルを製造されている工場に伺ってきました。
熱のことやっている人間としては、バイメタルと聞くと、すぐサーモスタットを思い浮かべてしまいます。
でも、自分が考えている以上に色んなところでバイメタルが使われていると知って、また勉強になりました。
身近な例だと蛍光灯のグロー管ですね。
・安定器から蛍光管とグローランプが並列に繋がれている。
・電気のスイッチを入れると、グロー菅と蛍光管の中のフィラメントに電気が流れる。
・グロー管の中の電極間で放電がはじまり、加熱されることでバイメタルが曲がって接点が開く(内部には酸化防止のガスが入っている)
・この間に蛍光灯内部のフィラメントが予熱される。
・グロー管の回路が開くと、直列に繋がっている安定器から大きな電圧が蛍光灯に流れることで、蛍光管の中で電子の放出が始まり、電流が流れる。(点灯する)
点灯管の種類・仕組み
https://electric-facilities.jp/denki3/tentoukan.html
最近は違う方式が多いらしいのですが、昔の蛍光灯は点灯するのに数秒かかったり、ちらつきが多かったのはグロー管式の特徴だったのですね。
素人くさい説明でしたが・・・
身近な蛍光灯でさえ、自分が文系だからか、
ちょっと感覚的に理解しがたいような仕組みで動いているのかと、ちょっとびっくりさせられました。
まだまだ勉強せねば。
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