前に「カメの性別は、卵を産み落とされた土中の温度で変わる!」とお話しました。
これは「温度依存性決定」といい、実は爬虫類の多くがこの方式なんだそうです。
卵を産み落とした地域の温度に適応するためなんだとか…
爬虫類の性別決定は繁殖に優れている
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著作者:K. Kristina Drake, USGS. |
以下、参考サイトの文章を引用いたします。
性決定は孵卵期間の中期にエストロゲンを浴びると雌に、アンドロゲンを浴びると雄になるのですが、両者は同じステロイドという科学物質であり、酵素によってアンドロゲンからエストロゲンに変化します。うーむ、生まれ方にも種類があるとは。
その酵素がどの温度の時に活性化するかによって性が決定されることになるのですが、孵卵期間の温度は季節だけではなく、産卵した場所が日陰なのか日向なのか、地表に近いのか地中深くなのか等によっても高低があるため、同時期に産卵された卵であっても雄雌両方が生まれることになります。
温度と性決定の関係には種によってかなりの多様性があることを考えると、様々な酵素があると推測されます。その種が生息している環境に一番適した酵素が使われることによって、うまく雄雌を作り出して繁栄してきたのが爬虫類なのです。
つまり、温度依存による性決定が、メカニズムとしての基本形であり環境適応力もあるということです。
人間の物差しだけでは測れないこともたくさんあるものですね。
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