2018年初めての登場です。
あらためまして、今年もよろしくお願いします!
さて、2018年最初のブログは、ちょっと固めに僕たちの仕事について書いてみます。
”熱”のコンサルタントである僕たちは、いろいろな”熱”のお問合せをいただきます。
「◯◯ヒーターについて知りたい!」
「◯◯を△△℃に温めたい!」
「装置の凍結、結露を防止したい!」
などなど。
温める対象は、気体、液体、固体といろいろ。
温度も0℃、37℃、50℃、100℃、200℃・・・1000℃といろいろ。
本当にたくさんのケースがあり、都度、最適な加熱はなんだろう?と考えています。
では、どうやって僕たち”熱”のコンサルタントが、最適な加熱方法を考えているか?をご紹介しましょう。
まずはじめに考えること。それは、加熱に必要な”熱”の量です。
つまり、必要なW(ワット)です。
例えば、部屋を暖めることを考える場合、部屋(空間)を◯◯℃にするのに必要な”熱”の量はいくつか?を考えるとことから始まります。
エアコン、ストーブ、オイルヒーターなどなど、加熱方法(手段)を考えるのは、その後です。
僕たちはこの必要な”熱”の量を「熱量計算」という式を使って、算出します。
その際、「比熱」、「比重」、「どのくらいの時間で加熱したいか?」、「逃げる”熱”(放熱)はどのくらいか?」などを考慮して計算します。
この熱量計算が終わると、最適な加熱を考えるステップ1が完了です。
熱量計算についてお聞きになりたい方はこちらまで!(宣伝ですw)
https://www.kawaidenki.co.jp/inquiry/
次回のステップ2をお楽しみに!
*写真は、本文とは関係ない先月の岩手出張で走った雪道です。
安全運転で完走しました~
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