効率を考えた時によく陥ってしまうジレンマですよね。
今回は断熱材を使ってどこまで効率を上げられるのか? 考えてみたいと思います。
シリコンスポンジ型 断熱材
今回は弊社で最もよく取り扱っている、コチラの断熱材で検証してみます。耐熱温度は200℃とそこそこ高く、柔らかく加工性にも優れているため、汎用性が高いのがメリットです。
試験してみた
図のようにプレートへ面状ヒーターを貼り付け、断熱材有り・無しで比較しました。プレート側へ熱電対を設置し、温度制御のかかった状態で、ヒーターのON時間を測定。
時間が短い方が加熱効率が良いことになります。
結果
断熱材有りの方が、加熱時間が約20%短いということが分りました。当然、ランニングコストは約20%減。
性能面では、電力密度ベースで1.2倍の性能アップとなります。
断熱材、決まったものを何となく使っていませんか?
見直しをかけることで、思わぬ改善に繋がることもあります。
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