某アニメ映画がすごく話題になっていますね。
私も好きな作品なので嬉しいです。
漫画とかアニメとかで、コブシや武器が炎をまとう描写がよくありますよね。
「速すぎて空気との摩擦で燃えた!」みたいなアレです。
ああいうのって現実に起こり得るのかな…
と思って調べてみたところ、
専門用語で「空力加熱」というらしいです。
JAXA『「再突入カプセル」と「空力加熱」』
http://spaceinfo.jaxa.jp/hayabusa/about/principle3.html
このサイトによると、空気との摩擦熱はそれほど大きくなく、
>空気の流れがせき止められる(圧縮される)ことにより空気の運動エネルギーが、熱エネルギーに変換されること
によって「燃える」そうです。
そうだったのか!
航空機や宇宙船等ではマッハ6くらいから空力加熱が問題になってくるようです。
ちなみに人工衛星の再突入時のスピードは秒速12kmとのこと。
そりゃ燃えるわけですね。
一般的なボクサーのパンチが時速40~50kmとのことなので、
やはりふつうの人間の力では引き起こせない現象でした……残念。
しかし仮に人工衛星くらいのスピードで振り抜いたとしても、
上の理屈から考えるとコブシはともかくカタナは燃えにくそうですね。
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