消えるボールペンの秘密 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2012/06/20

消えるボールペンの秘密

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こんにちは。営業の今西です。

PIL○T社の「消せるボールペン」、皆さん使われてますか?
・・・と誰かの回し者みたいになっちゃいましたが、実際便利ですよね?
でもどんな原理で「消せる」のでしょうか?

これはブログのネタになるかも!

消えるボールペンの仕組み


基本的な原理は「示温塗料」らしいです。

示温塗料というのは温度によって色素が変化する材料です。
成分を調合することで色が変化する温度を調節できるので、食品のラベルに使われたり、工業用の温度測定など幅広く使われています。
身近なものではフライパン(テ○ファールとか)でしょうか。
温度が上がると真中の赤い印が消える!っていうやつありますよね。

「消せるボールペン」では、ペン先と反対側のゴムで擦ることで示温インクを加熱し、文字が消える仕組みです。

じゃあ、温度が下がると色が戻るのでは。。。
と思われるかもしれませんが、示温塗料の中でも「不可逆インキ」と呼ばれるものを使っており、一度色素が変わると元に戻りにくい性質を有しているらしいです。

この辺がP○LOT社さんのノウハウなのだとか…

熱のメーカーとしては気になるところですね。

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