このところドラッカーの話を書いていたので、今日は”熱”のコンサルタントらしい話題を書きます。
鍋で発電する時代!?
ちょっと前ですが、こんな記事を発見しました。
たき火・ガスでお湯を沸かしながらiPhoneの充電ができる「発電鍋」が発売 |
ニュースでも取り上げられていたので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、その名も「発電鍋」です。
これは熱から電気をつくる技術です。
僕たち河合電器は、電気から熱をつくるヒーターを製造していますが、まったく逆の技術です。
スマートフォンを3時間〜5時間で充電できるとされています。と、まだまだ技術的には改善の余地がありますが、逆に考えるとチャンスだと思います。
これからの時代とエネルギー
3.11以降、世界のエネルギー政策は変えざるを得ないことがはっきりしました。
電気使用量を減らす取り組みと、発電をいかにおこなうかの両方が問われています。
自分自身を振り返ると、3.11に帰宅難民を経験したとき一番困ったことは、iPhoneの充電ができないことでした。
幸いにも別の携帯電話を持っていたので、mailやtwitterでのやりとりをすることができましたが、充電できないことの大変さを身をもって感じました。
この記事を読んで、電気から熱をつくるヒーターをつくっている会社の一員として、とても刺激を受けたとともに、僕たちも新しい技術を開発しなければと、あらためて思いました。
僕たちが市場に提供できる価値はなんなのか?
あらためて見つめ直す、そんな価値のある記事でした。
みなさんも一度、自分の会社の提供できる価値がなんなのか?考えてみては
いかがでしょうか?
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