職人の芸術品 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2020/01/24

職人の芸術品

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!名古屋営業所の東方です。
 
あっという間に一月も後半ですね。。
新年に立てた計画を実行されている方も
私のように折れ始めた方もいらっしゃるころではないでしょうか()
 
皆さんは、梵鐘(ぼんしょう)ってご存知でしょうか?
毎年私の地元では年末年始民間の人にもやれせてもらえるのですが
除夜の鐘にも使われるお寺にある釣り鐘の事を梵鐘といいます。
 
 
 
除夜の鐘は、108あるとされる煩悩を振り払って
新年はそうならなようにと梵鐘をつくようになったそうです。
 
そんな梵鐘をつきながら、お寺によって大きさや形なども違うので
どうやって作っているのかふと疑問に??
 
鐘は音が大切で、音を決定する要素には、形や肉厚、銅と錫の配合、
鋳込みの温度など色々な要素があり、鐘の外口径が大きいほど低い音が出て、
小さいほど高い音になったり、お寺ごとの要望に応えて製作するそうです。
 
梵鐘は表面の模様も非常にきれいですが、
鋳込みの温度が低いと湯がうまく流れないので模様がきれいにでず、
温度が高すぎると型が壊れてしまう職人技!!
しかも一度作った土の型は壊す為、同じ鐘がつくられることはない正に芸術品!!
 
作る過程を知ると更に物の良さが伝わってきますよね!
 
今年もまだ始まったばかり、煩悩を吹き飛ばして
一年進めていきたいですね!
このエントリーをはてなブックマークに追加