流量により、最適な方法は異なりますが、
タンクをなくし、流路で加熱をして、シンプルな設計にしたい!というお声をよく頂きます。
流路で温める意味って?
どういうことなのか?それぞれの方式の特徴をまとめてみますと・・つまり、「タンクの方が温めやすいけど、流路で温められたら装置にタンクを積まなくて済むなあ!」
ということなんですね。
水は温めにくいモノです
でも、水って結構温めにくい、というのをご存知でしょうか?一般的に温めやすい、金属と比較してみますと・・
常温時の各物性のおよその熱伝導率
熱伝導率(W/m・k)
| |
銅 |
398
|
アルミ |
236
|
SUS |
16.7
|
水 |
0.582
|
液体と固体という差はありますが、こんなに熱の伝わりやすさに開きがあるんです。
そう、効率的に温めてあげる必要がありますが、これはなかなか難しい。
・・・ということで、今回のQ&Aはこんなお題にいたしました。
皆様にご質問です!
効率的に温めたい!では、ヒーターの温度を高くしたら、それだけ水は温まるんじゃないでしょうか?Question: | 水が流れる配管にヒーターを取り付けた時、流量が等しければ、 A:ヒーターの温度100℃のとき B:ヒーターの温度600℃のとき 温度が6倍なので、水の上昇幅は6倍になるのではないですか? |
KAWAI: | 弊社の試験データを確認してみましょう。 水を温める方法のヒントがそこにありますよ! |
今回は流量、ヒーター温度、流路長・・・様々なパターンが考えられます。
設計者さんが悩むのもあたり前のようですね、何とか「アタリ」をつかめれば設計もスムーズに行くのでは?
設計者さんが悩むのもあたり前のようですね、何とか「アタリ」をつかめれば設計もスムーズに行くのでは?
さて、結果やいかに?!
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