こんにちは、東京支店の木田です。
秋も深まり食べ物もおいしくなる時期ですね。
秋の魚の代名詞としては秋刀魚が有名ですが、鮭も9~11月が丁度シーズンとなります。
鮭と言えば川で産卵し孵化とともに海に移動、産卵の際に再び自分の産まれた川に戻るという生態が有名ですが、その鮭の孵化にも温度が関係しているというのはご存知でしょうか?
鮭の孵化には「積算温度」が関係している
この積算温度とは1日の平均温度の積算で表す数値です。鮭の孵化にはこの積算温度が480℃必要と言われています。
従って例えば1日の平均水温10℃が続くと約48日で孵化し、5℃であればその倍の96日かかります。
従って遡上するのが冬近くになるとどんどん孵化するまでの期間が長くなってしまいます。
鮭はそのタイミングを見計らって遡上し始めるそうです。
ちなみに余談ですが、オレンジ色の身をしている鮭は白身魚に属しています。
オレンジ色をしているのは主食としているカニやエビを食べているうちに赤みがかってくるのだそうです。
ツイート |