先日、北海道へ初上陸してきました!
目的は、酪農作業を体験して学びや視野を広げるためです。
真冬の北海道について、寒さがどれぐらい厳しいものなのか
全く見当もつかなかったのですが、
実際に外に出てみると、意外と乗り切れる感じ。
行ったときはたまたまー2℃~ー10℃ぐらいの間だったので
そこまで厳しい寒さという程ではなかったようです。
運がいいのか悪いのか?どうせ行くならー20℃の世界も体験してみたいな~と思ったのですが、外で写真をとっていると、「早くして~~~!」とピースして構えているのがとても苦痛になるくらいの寒さだったので、それでも十分の体験になりました。
ちなみに、北海道の方はー10℃のとき、マイナスを言わずに10℃とだけ言うそうです(笑)10℃、暖かいじゃん!と思ったら、違いました(笑)
肝心の酪農体験では、感じたことはたーーーくさんっ山ほどあったのですが、
その中でも印象的だったのが今回、運良く出産シーンに立ち会うことが出来ました。
産まれたばかりの仔牛はヌルヌルとした粘液に包まれていますが、
その後すぐに母牛がペロペロと仔牛の身体を舐め始めました。
暫くの間舐めているので、何をしているのか聞いたところ、
粘液がついたままにしておくと、外気温に体温を奪われてしまうので、
母牛のザラザラした舌でキレイにしてあげているそうです。
本能でそれをやっているのであれば、スゴイことですよね。
特にこの時期は寒いので、そのままにしていたら致命的です。
また、受け入れていただいた牧場では、それだけでは体温が下がってしまうので、
1時間ほど、ヒーターで温めた箱のようなもので保温乾燥をしてあげていました。
こんなところにも熱が使われているんだな~と、熱の可能性をあらたに知った一幕でもありました。
それにしても、早朝から夜まで365日、絶えず牛の世話をして供給してくださっている酪農家の皆さんがいるから、私たちは安心して美味しい牛乳をスーパーで買うことができるんですよね。
今まで知らなかった、酪農家の仕事など実際にその仕事を体験してみないとわからない世界って沢山あるんだなぁと実感。
いやいや、これからは色々な食べ物や飲み物、あらゆるものにもそれを生み出してくれている方々がいるということに想いを馳せながら、味わっていくことができそうです(^^)
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