ホームフリージング!熱のコンサルタントからの注意点 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2013/04/26

ホームフリージング!熱のコンサルタントからの注意点

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ホームフリージングってご存知ですか?
あ、東京支店 小林です。



ホームフリージングとは、使いきれなかった食品を冷凍庫に放り込む、あれ。
冷凍食品の原理を模して賞味期限をのばしちゃおう!というものです。

今日は熱のコンサルタントたるべく、そのコツを調べてみました。



日本の一般家庭の冷凍庫は-18℃程度です。
市販の冷凍食品の保存には適していますが、食品の冷凍には不向きと言われています。

それは、食品の組織をこわさずに冷凍するためには、-30℃位の非常に低い温度で急速凍結しなければならず、この温度では緩慢凍結になってしまうからです。
市販の冷凍食品はー30℃で凍結されているんですね。へー。

じゃあ、緩慢凍結ではどんな問題があるの、ってことですが、
食品中の水分が凍るとき氷の結晶が大きくなるため、食品の組織を壊してしまう、
解凍したときに、もとの品質にはもどらなくなってしまうそう。

by:Maschinenraum

したがって、ホームフリージングでは、以下のような点に注意して行うとよいようです。


①衛生的に取り扱う
食品は常に衛生的でなければならないことは当然ですが、特に、フリージングの場合は、庫内や他の食品を汚染するおそれがあります。冷凍前の食品の鮮度には注意を。

②しっかり包む
乾燥や脂肪の酸化を防ぐため、ラップやポリ袋などでできるだけ空気を遮断して包みます。

③なるべく速く凍らせる
食品を予め冷やし、熱伝導性の良い容器に食品の厚さを薄くして並べ、フリーザーの温度調節を最も冷える状態にセットします。
熱伝導性がいい、家庭にあるものといえば、アルミホイル!
食品といえどしっかり密着させましょう。

④早めに使い切る
緩慢冷凍による組織の傷みにより品質低下が早く進むので、2~3週間以内に使い切りましょう。

⑤固めに調理する
野菜をフリージングする場合は、固めにゆでてからフリージングします。
但しダイコンのように水分が非常に多いものや、タケノコやフキなど筋の多いものは難しいです。

⑥できない食品はフリージングしない
 ・生の肉や魚介類など(水分が多く細胞組織がしっかりしているもの)
 ・お店で解凍して売られている生もの
  (家庭で再凍結することになり、おいしさも栄養も極端に落ちる)
 ・生卵やゆで卵
 ・牛乳や生クリーム
 ・豆腐やこんにゃく
 ・プリンやゼリー


逆に、以下食品がホームフリージングに向いているようです。
 ・乾燥品や加熱調理したもの
 ・塩や調味液に漬けたものなど食品中の水分が比較的少ないもの
 ・スープやソース類
 ・裏ごしした野菜などですでに組織が壊れているもの
 ・パン、ごはん、もち、納豆など


これらを考慮し、よりよい節約ライフを★(^0^)/


参考WEB「一般社団法人日本冷凍食品協会」



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