ヒーターで最も恐ろしいのは異常に温度が上がってしまうことです。
希望している温度を超え製品に悪影響が出るだけでなく、周囲も危険に巻きこんでしまうことがあります。
そこで制御、または安全装置を使いヒーターを安全に使用頂く様々な方法があります。
温度制御
・熱電対
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K線、J線、測温抵抗体などを使い、測定点温度を電気信号に切り替えて、制御器に信号を送り制御する方法。 様々な形状ありますが、弊社では各種ご用意が可能です。 | |
・サーミスタ
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熱電対同様に、温度を電気信号に切り替えて、制御器に信号を送り制御する方法。 写真の黒い部分が感知部です。 |
これらは単独で制御することができず、専用の制御器とスイッチング操作が必要になります。
・サーモスタット(液膨張式)
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液体の熱膨張を利用し、スイッチングを機械的に押し上げOFFする機構を持った制御器。 押し上げの高さを調整することで、ある一定範囲内であれば、制御温度を任意に調整できます。 |
過昇温防止
・サーモスタット(バイメタル式)
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2種類の、熱膨張係数の違う異種金属を貼り合わせたプレートをスイッチとし、規定温度になった場合に、機械的にスイッチングをOFFする機構を持った制御器。 OFF後の復帰方法によって、一定温度低下後に自動的にONとなる自己復帰タイプ、作業者がスイッチを押すことでONとなる手動復帰タイプ、1度で復帰不能となるワンショットタイプなどがあります。 これらは機械的にスイッチをON、OFFする機構を持っているので、単独で制御を行うことができます。 ただし、バイメタル式は機械的な動きをすることから寿命が有限であり、河合電器としては単独での温度制御を推奨しておりません。 またメタルの材料によって制御温度が決まるため、1個につき1個の制御点しか選定できません。 | |
・温度ヒューズ
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ある一定温度で溶解する可溶体を使っている。 選定温度に達すると、回路を繋いでいる可溶体が溶解し、回路を分断する。 溶解後の復帰は不能です。 |
ヒーターを安全に使って頂くためにも、上記のような制御器を使って頂くことをお勧めします。
さらに詳しい内容については、弊社選りすぐりの営業担当者にお申し付けください。
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