極寒の村の人には、体内ヒーターがある、、!? | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/12/09

極寒の村の人には、体内ヒーターがある、、!?

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こんにちは。東京支店 小林です。

極寒の村でも生きていける。体内にはヒーターが


世界で一番寒い村の平均気温は、-50℃ということはご紹介したとおりですが、そんな村で人がよく生きていけるなあ、と思いませんか?

実は、そんな村に住む人の体内には【ヒーター】があるんだとか。
人間の体には熱を出すところは多く存在しますが(心臓、筋肉、ありとあらゆるところ)、それらを遥かにしのぐ、高電力密度のヒーターを備え持っているんですって。

突然ですが、それは一体どこでしょう?












スーパーひ○し君、使われますか? 笑

いいですか?

正解発表!それは・・なんと


それでは答え。
B.鼻が正解なんです。

副鼻腔(ふくびこう)という部位をご存知ですか?



鼻腔に隣接した骨内にできた空洞のこと。
極寒地に暮らす人たちは、この副鼻腔が発達していて、とても大きい!
氷点下の吸気を、肺が凍らないよう、一瞬で人肌まで温める必要があるため、なんだとか。

例えば、-40℃の外気を人肌の40℃まで一瞬で加熱するには、男女の平均呼吸率が0.91㎡/hとのことなので、1秒になおすと約252C㎡/sec。
それを(放熱0として)加熱しようとすれば、23KWもの熱量が必要になります!
これはオドロキですね。

住めば都とはいいますが、、、厳しそうですね・・。

ちなみに、-40℃の世界では病原体も死滅するため、病気にはかからないそうですよ。
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