極寒の村でも生きていける。体内にはヒーターが
世界で一番寒い村の平均気温は、-50℃ということはご紹介したとおりですが、そんな村で人がよく生きていけるなあ、と思いませんか?
実は、そんな村に住む人の体内には【ヒーター】があるんだとか。
人間の体には熱を出すところは多く存在しますが(心臓、筋肉、ありとあらゆるところ)、それらを遥かにしのぐ、高電力密度のヒーターを備え持っているんですって。
突然ですが、それは一体どこでしょう?
- 口
- 鼻
- 耳
スーパーひ○し君、使われますか? 笑
いいですか?
正解発表!それは・・なんと
それでは答え。
B.鼻が正解なんです。
副鼻腔(ふくびこう)という部位をご存知ですか?
鼻腔に隣接した骨内にできた空洞のこと。
極寒地に暮らす人たちは、この副鼻腔が発達していて、とても大きい!
氷点下の吸気を、肺が凍らないよう、一瞬で人肌まで温める必要があるため、なんだとか。
例えば、-40℃の外気を人肌の40℃まで一瞬で加熱するには、男女の平均呼吸率が0.91㎡/hとのことなので、1秒になおすと約252C㎡/sec。
それを(放熱0として)加熱しようとすれば、23KWもの熱量が必要になります!
これはオドロキですね。
住めば都とはいいますが、、、厳しそうですね・・。
ちなみに、-40℃の世界では病原体も死滅するため、病気にはかからないそうですよ。
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