こんにちは、東京支店の木田です。
はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」に接近したとの一報がありました。
2014年12月3日に地球を出発、約3億km離れた小惑星に3年半の時間をかけて接近してきました。
ちなみに3億kmを3年半、9,800km/hの速度で飛んでいます。
残り20kmの距離まで来て徐々に接近し鉱物の調査活動を行うようです。
様々な測定をする中で近赤外線分光計NIRS3(ニルス・スリー)という装置を用いるものがあります。
この装置は3μm付近の水の吸収帯を測定することのできる装置なのだそうですが、詳しい原理はサッパリ。。。
ただこの装置でリュウグウを観測することで水の総量や温度の履歴を推定することができるようです。
水の量を測定したり温度の履歴を推定することで有機物のできる過程、引いては生命誕生の起源を知る可能性があります。
生命誕生の起源を調査するために地球でなく宇宙にヒントを得に行くという壮大なテーマ。
ぜひとも成功させて無事にはやぶさ2も帰還して欲しいですね!
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