ヒーターが相手に触れなくても加熱できるという。
一見便利ですが、どんな風に使うの? 効力は? って方は多いと思います。
今回のブログは遠赤外線ヒーター 入門編! ということでお送りします。
遠赤外線って?
熱を帯びている物体は、みんな赤外線を発します。
厳密には「遠赤外線」というと、赤外線の中でも波長の長い電磁波を差します。
波長が長いほど熱吸収率が高く、内部から温まるという性質があります。
電気ストーブで「体の中からポカポカ!」という宣伝文句がよく有りますが、これが遠赤の効果ですね。
遠赤の出やすいヒーター温度としては、500~600℃程度と言われています。(弊社カタログより)
どんな製品があるの?
炭やセラミック系の材料は赤外線の発生量が多いと言れています。この様な材料を使って製作した製品を特に「遠赤外線ヒーター」と呼んでいます。
●パイプヒーターに遠赤コーティングを施したものや・・・
ぶっちゃけ遠赤塗装して500~600℃に加熱すれば遠赤ヒーターにはなります。
ただセラミックヒーターは一般によく流通していて使い勝手が良いので、よく使われます。
KAWAIでも輸入品の在庫が有ります。
ただ規格品だけにサイズが決まっていて、合わない場合も・・・
そんな時はこんな方法もあります。
リフレクター(反射板)を延長してヒーターをいくつか繋げています。
写真では横方向ですが、縦方向の連結も可能。
使い方の幅が広げられます。
8月22日(月)は続いて遠赤外線ヒーターの温度についてお送りします。お楽しみに。
後編はこちら
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