先日、熱に関連した気になる記事を見つけました。
電気自動車専用のヒーター
バッテリーの心配なし! 超薄いカーボンナノチューブを電気自動車のヒーターに
電気自動車に乗るにあたって、常に頭のどこかで気にかけておかないといけないもの、それはバッテリー。
電気自動車のどの電気部品も電力を得るのは同じバッテリーですからね。となれば、電気自動車は冬場に暖房つけて運転するのはちょっとためらってしまいます。
電気で走ってますから、エンジンがガソリンを燃やすことで放出される熱なんてものもないわけで、ますます心配。
もしものことが起きたらどうしよう、とね。
だからこそ、電気自動車には電気自動車のための暖房が必要なのです。
ドイツのフラウンホーファー生産技術・オートメーション研究所が開発したのは、極薄のパネルヒーター。
パネルが、伝導性をもつカーボンナノチューブでコーティングしたフィルムで作られています。
車のバッテリーから電力を大幅に奪うことなく、効率よく電流を熱にかえることができるのは、伝導性カーボンナノチューブの魅力です。
また、その薄さからどこにでも搭載可能なのも暖房効率に一役かっています。
電気自動車の場合、パネルヒーターの力を最大限発揮させるため、乗車する人に近いボディパネルの中へと入れこむことに。
人に近づけて温めた方が効率がいいですからね。
バッテリーの心配なし! 超薄いカーボンナノチューブを電気自動車のヒーターに : ギズモード・ジャパン |
電気自動車は電気を熱に変える必要がある
電気自動車の新しい暖房用ヒーターです。記事では、カーボンナノチューブを使用したパネルヒーターだとか。
省エネがポイントのようですね。
そうなんです!
電気自動車は、エンジンを積んでいないため、バッテリーにためた電気を熱に変える必要があるのです。
そうなると大事なのが、バッテリーの性能です。
どれだけ電気をためられるか?どれだけ長持ちするか?など、電気自動車の性能と直結しているのが、バッテリーの性能なのです。
しかも、バッテリーは、温度によって性能が変わります。
各社が温度変化に対応すべく、いろいろな研究開発をしています。
逆に、バッテリーを温めたり、冷やしたりする方法もあり、僕たちの製品が役に立つこともあります。
そういえば、信号ががLEDに変わったときも、LEDが発熱しないので、雪が積もってしまう・・・という問題がありました。
新しいモノが生まれるときは、新しいチャンスが生まれますね!
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