みなさん、覚えてらっしゃいますか?
Question: | 高温・高ワットのヒーターが欲しいんですが。 |
KAWAI: | お任せください。コツがあります。 高温・高ワットのヒーターは制限が付くことが多いですが、 ポイントを抑えることで、提案が可能です。 こんな環境下でぜひご活用ください! |
今回は回答編です!高温ヒーターのコツ
そうなんです、高温下で使うカートリッジヒーターのここを押さえて下さいね、という実験企画。
さっそくですが、具体的に、ではどんなコツがあるのでしょう??
教えて、河合電器さ~ん!
①封口材の耐熱温度に気をつけろ!
第一に気をつけなければならないのは、ヒーターを空気中の湿気から守っている封口材です。
この部分は、機密性を優先するために、樹脂系の素材を使用していることが多く、過熱を防いであげる必要があります。
この部分が高温になりますと、劣化等により、必要な機密性が保てなくなり、ヒーター内に水分が含浸し、故障に至る場合もあります。
②リード線の耐熱温度に気をつけろ!
第二に、リード線の耐熱温度にも、気を配る必要があります。電線というものは、温度が上がるにつれ、許容電流値(A)は下がっていきます。
また、絶縁を保つための、被覆材料も、耐熱温度が低いものが多いです。
そのため、リード線の温度にも気を配る必要があります。
弊社では、温度が高くなる可能性がある場合、リード線の安全に配慮し、耐熱温度の高いセラミックビード(セラミック数珠碍子)を推奨しています。
温度グラフで高温ヒーターはバッチリ!
これらの疑問に応えられるよう、河合電器では、各種データを取りそろえております。この傾向をつかんで、高温ヒーターはバッチリ!
温度 | |
金型温度 | 400℃ |
① | 324℃ |
② | 148℃ |
③ | 100℃ |
※通常よりも長めに非発熱部を設けることで、封口材、リード線の耐熱温度を下げることができます。
ヒーター以外の部分の温度に配慮を
いかがでしたか?みなさまのご相談、お待ちしております!まとめますと・・このようになります。
Question: | 高温・高ワットのヒーターが欲しいんですが。 |
KAWAI: | 各種データで設計にノウハウを持っております! 河合電器にお任せください! |
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