様々な産業分野で活躍するヒーター。
過酷な環境で使われたりすることもあるため、残念ながら、故障などの調査依頼でヒーターが、弊社に戻ってくることもあります。
(ヒータードクターというサービスもあります)
ステンレスヒーターの使用温度の見分け方
ステンレス製のヒーターは、使用後に変色することがよくあります。これは「テンパーカラー temper color」と言い、使用されていた温度を見分けることができるんですね。
具体的には・・・
パイプ色
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300℃~400℃ |
金色
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700℃ |
赤紫
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900℃ |
青
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・・・というように変色していきます。
これはヒーターを使うことでステンレスの表面が酸化し、その酸化膜の厚みによって反射光が干渉し変色したように見える現象です。
これをもとに、使用後のヒーターをパッと見ただけで、「これ、○○℃ぐらいで使ってますね」と言うとユーザーさんもビックリ!!なんてことも。
使用後のヒーターの色彩もなかなか良いものですよ~
くれぐれも、上の写真のような“真っ黒”にならないような使い方を!
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