こんにちは。林田です。
突然ですがみなさん、着るコンピューターと呼ばれている
「スマート・ファブリック」という言葉をご存知でしょうか?
スマート・ファブリックは極小の半導体や
センサーなどを織り込んだ布地などの素材で、
衣服製作に用いられるなど、着るコンピューターと呼ばれています。
スマート・ファブリックを着用した人の汗などからデータを解析し、
体温や心拍数、発汗状態を測定し、得られた情報を蓄積・分析出来るとのことで、
さらにその情報をスマート・ファブリックへとフィードバックするような
仕組みを作ることも可能です。
例えば入院患者用の病衣をスマート・ファブリックにすれば、
健康状態をリアルタイムにモニターでき、
状況に応じて投薬を行うようなことも出来るそうです。
体の異変を察知し事前に病気が分かったり、心拍数に大幅な変化があると
自動で通知する機能と連携できるといいですね。
布地になったことで、様々なことに活用できそうです。
これ以外にも、着ている服が外気に合わせて温度調整を可能にするというものや、
背中、腰部分にヒーターが内蔵してありボタン一つで温度調節が出来るもの、
スマホで洋服のデザインを変えられるというものなど、
様々な分野で今後話題になってくるのではないかと思います。
実用化に向けては、繰り返し洗っても使えるかなど
課題はあるようですが、今後の進化にとてもワクワクします。
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