熱電対の種類とその特徴
皆さんはヒーターを温度調節される時、どのように制御されるでしょうか?
バイメタルサーモや熱電対、測温抵抗体など様々ですが、今回は熱電対の種類と特徴をお話します。
工業用熱電対の種類(JIS規格)
種類 | 使用温度範囲 | 特徴 |
K | -200℃~1000℃ |
熱起電力と温度の関係が直線的。
一番多く使用されている。
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J | 0℃~600℃ |
E熱電対の次に熱起電力特性が高い。
中温域で使用される。
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T | -200℃~300℃ |
電気抵抗が小さく、熱起電力が安定している。
低温で使用される
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E | -200℃~700℃ |
JISの熱電対の中で一番高い熱起電力特性がある
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N | -200℃~1200℃ |
広い範囲にわたって熱起電力が安定している
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R | 0℃~1400℃ |
精度がよく、ばらつきが少ない(ロジウム13%)
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S | 0℃~1400℃ |
精度がよく、ばらつきが少ない(ロジウム10%)
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B | 0℃~1500℃ |
JISの熱電対の中で一番使用温度が高い
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工業用では、K熱電対が一般的かと思います。
弊社での標準もK熱電対を使用しています。
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大阪営業所の東方でした。
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