熱電対の種類と温度範囲 | 熱のことなら-【熱闘ブログ】

2011/09/30

熱電対の種類と温度範囲

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こんにちは!営業の東方です。

熱電対の種類とその特徴


皆さんはヒーターを温度調節される時、どのように制御されるでしょうか?

バイメタルサーモや熱電対、測温抵抗体など様々ですが、今回は熱電対の種類と特徴をお話します。

工業用熱電対の種類(JIS規格)

種類使用温度範囲特徴
K-200℃~1000℃
熱起電力と温度の関係が直線的。
一番多く使用されている。
J0℃~600℃
E熱電対の次に熱起電力特性が高い。
中温域で使用される。
T-200℃~300℃
電気抵抗が小さく、熱起電力が安定している。
低温で使用される
E-200℃~700℃
JISの熱電対の中で一番高い熱起電力特性がある
N-200℃~1200℃
広い範囲にわたって熱起電力が安定している
R0℃~1400℃
精度がよく、ばらつきが少ない(ロジウム13%)
S0℃~1400℃
精度がよく、ばらつきが少ない(ロジウム10%)
B0℃~1500℃
JISの熱電対の中で一番使用温度が高い

工業用では、K熱電対が一般的かと思います。
弊社での標準もK熱電対を使用しています。

何かの役に立つ??
大阪営業所の東方でした。

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